岡山県農業女子 べっぴんや
『岡山県農業女子べっぴんや』プロジェクトは農業に関わる女性を構成メンバーとし、農産物に付加価値をつけて販売しいくプロジェクトです。女性ならではの視点で商品の企画、開発をし、メンバーそれぞれが自分の農場、会社をPRする為に販売しています。心を込めて作った作物がおいしい、おいしい加工品に変身するのは、べっぴんやメンバーが本当にその作物を知り尽くしているから。ぜひ、ひとくち食べてみてください。きっと、おかやま農業女子べっぴんや のファンになりますよ。
岡本尚子(おかもと ひさこ)
農場または会社名 めぐみ農園
生産物名(面積) トマトを中心とした季節野菜
農場・会社のURL ブログ http://s.ameblo.jp/hisapp3580/
農業を始めた年(西暦で) 2012年
趣味 誰かとおしゃべりすること♥ 美味しいものを食べること

自己PRや農場PR・栽培作物にかける思い…など

2010年に農業を志すため住宅会社を退社。在職中に「食」で体を改善させる食事療法を目のあたりにし「食」の根源となる「農業」の道に進むことを決心する。2年数か月数か月、兵庫県、京都府で農業研修を行い2012年9月より本格的に岡山にて就農する。現在はレストラン、個人の方を中心とた宅配や自然食ショップ、直売への 販売を行っている。 また畑と人との距離を近づけるために、農業イベントや畑でお買いものツアーなどのイベントも行っている。畑に足を運んでもらい、自然に触れることで、もっと身近に「農業」を感じていただき、「食」に関心を持ち、野菜本来の美味しさに気づいてもらうきっかけになればと考えている。

今後は、食育イベントや異業種とのコラボイベントの予定も計画中、楽しみにお待ちくださいね♪

ご興味のある方は、是非お問い合わせ下さい!!

小原 千恵子(こはら ちえこ)
農場または会社名 Koara Kitchen 、倉敷 八十八俵堂
生産物名(面積) 米・もち米 
農場・会社のURL http://88kome.net
農業を始めた年(西暦で) 2010年
趣味 パン作り、料理、登山

自己PRや農場PR・栽培作物にかける思い…など

2010年に米農家の長男である主人と結婚。農業を始める。自宅に加工場をつくり自分たちで栽培した農作物を、自らの手で加工するKoara Kitchenを開業。精米したて、搗きたてのお餅を毎日地元の人々に届けている。お餅に入れる黒豆やよもぎも全て自家栽培している。2013年には人気商品の‘玄米餅’を広めるためにネット通販の「倉敷・八十八俵堂」を開始。

たべることは生きること。つくることは楽しむこと。素材を生かし、安心して食べられる美味しいものを皆さまにお届けします。現在は子育てを楽しみながら仕事をさせてもらっています。夢は、海外の料理教室などで学んだ経験を生かして自家栽培の農作物を使った料理教室を開くことです。

難波 友子(なんば ともこ)
農場または会社名 レッドライスカンパニー株式会社
生産物名(面積) 赤米(1ha)
農場・会社のURL http://www.redrice-co.com
農業を始めた年(西暦で) 2011年
趣味 資格を取ること(保持資格:第一種衛生管理者、日本雑穀協会 雑穀エキスパート、調理師、毒物劇物取扱責任者、危険物取扱者乙種第四類ほか・・・)
旅行雑誌を見ること(地球の歩き方やガイドブック・・・)

自己PRや農場PR・栽培作物にかける思い…など

2011年に東京から主人の実家がある岡山県総社市へUターン新規就農しました。それまでは、惣菜製造工場の開発職をしていました。 農業高校、東京農業大学が出身ですが、食品加工・醸造が専攻だった為、土を触る経験はほぼなく、生まれて初めて農業というものをしました。子供が4人いて、にぎやかな毎日を送っています。 農業を始めて感じたこと⇒『作物って思いのほか生命力が強いんだ。そして、古来からずっとこうやって命をつないできたんだなー』と 改めて思いました。

農業を始めて一番びっくりしたこと⇒田んぼに水を入れるのに、水路に落ちたこと…
農業を始めて一番感動したこと⇒初めて自分の播いた種が田んぼに植えられ、穂が出た時!
農業を始めて一番失敗したこと⇒間違えて違う苗を混ぜてしまったこと…(ものが違うので後で分別できましたが…。)
将来の夢⇒岡山と言ったら『赤米』、『赤米』と言ったら岡山県総社市と言われる位のブランドにする!

山下 希(やました のぞむ)
農場または会社名 株式会社山雅FABRICANT
生産物名(面積) 葡萄(1ha)米(4ha)
農場・会社のURL http://sanga-f.com/
農業を始めた年(西暦で) 1998年
趣味 パン教室に通う事

自己PRや農場PR・栽培作物にかける思い…など

1998年に大阪出身で、農大卒業したばかりの主人と結婚を機に、岡山でぶどう栽培を始めました。葡萄は、植え付けから約3年しないと収穫することができません。葡萄の実が出来る前に、子供ができるというハプニング!?…で、収入ゼロ…いや…とんでもないマイナスからのスタートを斬りました。

40aの畑から始めた農業ですが、今では、1haのハウスで3種類の葡萄を栽培しています。さまざまな、厳しい試練を乗り越えながら、岡山を代表する贈答用の葡萄を作っています。2009年からは、4haの水田も任され、米作りもやっています!自然と向き合いながら、楽しく、前むきに、、、山雅FABRICANTのテーマ''繋がり''を大切に、お客様に笑顔と感動をお届けできるような作物を育てる為、そして、未来の若者に農業の素晴らしさを繋げる為、職場体験の受け入れや、 地元小学生の葡萄の先生として、葡萄栽培を通して食への関心、自然との係わり、 命の大切さなどを伝えながら日々奮闘中です!

べっぴんやトマトジャム

美肌トマト3姉妹という美肌成分の多いトマトを使用。(メーカーパンフレット参照)女子には嬉しい成分を含んだ『ごほうびに食べたい』『人に勧めたい』トマトジャムです。 トマトをじっくりコトコト煮詰めていくのでルビーのような綺麗な赤色で美味しさがぎゅっと詰まっています。加熱用のトマトなので青臭さも無く、トマトが苦手な方でもフルーツソース感覚で召し上がれます。
パンに塗るのはもちろん、ヨーグルトにかけたり、牛乳で割って飲んだり、 色んなレシピへアレンジ可能です。

生産者より

化学肥料を使用せずできるだけ自然に近い状態で育てました。トマトの木も自然に伸び放題!まるでジャングルのようですが、美味しい実がなるためにはポイントとなる育て方。はれのくに岡山で太陽をいっぱい浴びて育ちました。コクがあって青臭さの無い美味しいトマトをまるごと召し上がれ!!

農業女子の開発秘話

まずトマトの美肌3姉妹というネーミングが嬉しいポイントです。美肌と言われるとウキウキしてしまうし、なりたい、手に入れたいお肌です。女子に食べてもらいたいという観点からこの『美肌3姉妹』を使用して商品を開発しました。美味しい状態にしたものを日常的に年中手に入れられるように・・・と考えた時に、ジャム以外にも使えるような味付けにしました。

べっぴんやピオーネジャム

ピオーネを使用したジャムです。
ピオーネとは・・・
名前の由来は、「開拓者」という意味のイタリア語。1957年に、静岡県の井川秀雄が巨峰へカノンホールマスカットを交配し作出された4倍体品種である。巨峰よりも香りが強く、かつ日持ちのよい品種とされている[1]。強い甘みでありながら爽やかな酸味があり、すっきりとした味が特徴。また大粒なのに身が詰まり、果汁が豊富。(ウィキペディアより)色は濃い紫から紫黒色で、粒が非常に大きく食べ応えがあるブドウです。果粒は巨峰よりやや大きく、爽快な香気(マスカット)をもち、風味が大変よいです。ジャムにすることで甘味と旨味と酸味が濃縮されています。また水を加えず果実のみの水分で仕込んでいますので濃厚で高級な仕上がりのジャムです。ピオーネジャムには女性に嬉しい希少糖を配合。

* 希少糖とは・・・?
1994年、香川大学の何森健らによって、フルクトースをプシコースに変換する酵素、D-タガトース3-エピメラーゼ(DTE)が発見された。これにより希少糖を体系的に生産するシステム(イズモリング)が考案され、大量生産への道が拓かれた。希少糖の中で最も研究が進んでいるD-プシコースは、砂糖の7割程度の甘味がありながら、カロリーはほぼゼロ。さらに、「食後の血糖値上昇を緩やかにする」、「内臓脂肪の蓄積を抑える」といった研究結果が報告されている。 (Wikipwdiaより)

生産者より

美味しいブドウを作る為に常に見守りブドウの声を聞くようにしています。青系のブドウ(外皮が濃紺 例えばピオーネや巨峰など…)は枝が伸びるのが早く常に見ていないと枝が伸びるのにエネルギーを使ってしまい、果実の出来に影響してきます。大変手のかかるブドウで日々の作業を適切に丁寧に行う事で甘さと酸味のバランスの良い果樹に仕上げることが出来ます。作業は1月の剪定から始まり、収穫の終わる9月まで手を抜くことなくピオーネの木1本1本の健康状態を見ながら日が昇り落ちるまで一生懸命圃場を回っています。

農業女子の開発秘話

痩せる糖として開発された希少糖含有シロップを配合しています。農家ならではの特権である、果実たっぷり贅沢に食べたい!という思いから、果肉のみをコトコトじっくり煮込み水分を飛ばしてピオーネの旨みを凝縮しました。果実が丸のまま残っており、ジューシーで贅沢なジャムに仕上げました。とろりとした まろやかさと旨みと酸味そして丸ごと果肉を楽しみながら贅沢気分にひたっていただけること間違いなしのジャムです。

べっぴんやシャインマスカットジャム

シャインマスカットを使用したジャムです。
シャインマスカットとは・・・
ブドウの品種のひとつであり、安芸津21号(スチューベン×マスカットオブアレキサンドリア)と白南(カッタクルガン×甲斐路)を掛け合わせて育種された。シャインマスカットは肉質が優れて、大粒食味良好な新品種のぶどうです。特長は何といってもその甘さで、爽やかな甘味でマスカットならではの高貴な香りが口いっぱいに広がる贅沢さを感じていただけます。今までのぶどうと違うシャキシャキとした独特の食感で酸味がなく子供からお年寄りまで気軽に食べて頂けるのが特徴です。まだ市場では珍しく希少価値の高いシャインマスカットを贅沢に使用し女性が嬉しい希少糖を配合したジャムに仕上げました。

生産者より

栄養がブドウの粒ひとつぶ、ひとつぶに行き渡り、一粒一粒が極上の甘みと旨みがバランスよく仕上がるようブドウの木を通常の間隔よりも空けて植え、1つの木に成る量を減らしています。なので、収穫量としては他の農家よりも少ないです。また、シャインマスカットが品種登録されていち早く栽培に取りかかったので、山雅ファブリカン独自で長年のデータを取っており、農家秘伝の栽培管理方法で他農家が真似できないブドウの味が濃く、甘く、深い味わいに仕上がっています。

農業女子の開発秘話

シャインマスカット自体がまだ珍しく、市場に出回っていません。メンバーの全員、美味しい!と絶賛の山下さんのシャインマスカット。山雅ファブリカンさんのシャインマスカットは贈答用が主で高級フルーツとして扱われています。でも、やっぱり食べたい!しかも年中食べたい。そして、大切な人にも食べてもらいたい・・・。ということで、ジャムにしました。果実の甘みはそのままに、旨みが詰まった1本に仕上げました。本当に栽培に対する想いをジャム1本に詰め込みたくて企画しました。大切な方への贈り物にもしていただきたいという農業女子の気持ちで企画したシャインマスカットジャムです。

日本広しといえど、就農してから1年も女性農家に出会うことがなく過ごしてきました。農業をする女性はあまり表に出ることが無いのか、いないのか、それとも私が出会わないだけなのか・・・。と思っていた矢先、管轄の県民局の案内で勉強会があり参加した私はそこで初めて就農して女性農家に出会いました。やはり男性に比べ外へ出る機会は少ないようで、意見を聞けば口から出る言葉は農業に対する熱い想い、願い。
現状ではいけない、将来こうしたい、生産作物のこだわりや伝えたい思い・・・女性だからこその意見もありました。

消費の大半を占めるのは女性。その女性に向けて自分たちの思いや農場の案内、作物の価値・魅力を伝えていけないだろうか。その為には時期だけの作物ではなく加工した通年通して流通できるものでなくてはならない。そんな考えを持っていく中で女性農家がグループになり一つの商品でPRできるものがあれば、より知ってもらえる!と思い2013年11月 岡山農業女子 べっぴんや を立ち上げました。立ち上げメンバーは5名。米農家に果樹農家、野菜農家。生産物も、個性も皆違うメンバー、でも向かうところは皆ひとつ。『自分たちの作った美味しい作物を食べて欲しい・・・』

そんな強い想いを持った女性達『岡山農業女子べっぴんや』を末永く宜しくお願い致します。

2014.3.1 代表 難波友子